困る正解、役立つ間違い

こんにちはわーい (嬉しい顔)
クラブ活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」と感じている子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉ですクラブ
ぴかぴか (新しい)この度はご訪問いただき、ありがとうございますぴかぴか (新しい)
最近ではだいぶ朝晩の冷え込みが厳しくなり、秋そして冬の訪れを感じます。

また日本では減っているとは言え、新型コロナウイルスが世界的には猛威をふるっています。
(1)密閉空間であり、換気が悪い (2)近距離での会話や発声がある (3)手の届く距離に多くの人がいるの3条件がそろうと、集団感染が起きやすくなるそうですので、こういった場面や場所を避けるように心がけてください。
またうがい、手洗い、換気などをいつも以上に入念に行ってくださいね。

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塾を主宰していると、「間違いを極端に嫌がる子」に出会うことがあります。
これは私の推測なのですが、学校での学習内容が増えたことによって「余白」がなくなり、正解の道筋しか辿れないことが一因ではないかと考えています。

もちろん正解の道筋を辿ることは大切なのですが、それだけでは正解至上主義が蔓延ると感じています。
そして「勉強では正解のみが良く、間違いは悪」のような価値観が根付く気がしています。

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私は正解することを否定しているわけではありません。
しかし「正解するってそんなに大切な事だろうか?間違うってそんなに悪い事だろうか?」と正直感じています。
なぜなら正解と間違いは二項対立ではなくて、表裏一体だと思うからです。

さらに言うと正解/間違いは、文脈によって全く意味合いが変わると思います。
例えば勉強に「取り組んだ状態」での正解と、勉強に「取り組んでいない状態」での正解は同じものでしょうか?
私はこれらの正解の意味は全く違うと思っています。
この場合後者はたまたま正解しただけであって、それが自分の中には積み重なってはいません。

そのため「①勉強に取り組んだ」「②正解した」を踏まえて
  ①  ②
(1)Yes•〇
(2)Yes•×
(3)No•〇
(4)No•×
の4つのどのケースなのかを判断しなければなりません。

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さらにさらに付け加えると、勉強に取り組んだだけでは作業になっているケースもあるため、「①勉強に取り組んだ」「②理解できた」「③正解した」の3つを踏まえて
 ①    ②   ③
(ⅰ)Yes•Yes•〇
(ⅱ)Yes•Yes•×
(ⅲ)Yes•No•〇
(ⅳ)Yes•No•×
(ⅴ)No•Yes•〇
(ⅵ)No•Yes•×
(ⅶ)No•No•〇
(ⅷ)No•No•×
のどのケースなのかを判断しなくてはいけないとも感じています。

ここでは4つの正解のケースがありますが、本当に意味があるのは(ⅰ)だけです。
(ⅲ)(ⅶ)の正解に関しては「理解していないのに、たまたま正解してしまった」だけであり、後々「えっ、分かってなかったの!?」となるケースなので、正直に言うと質の悪い正解だとすら感じています。
また間違いであっても、(ⅱ)の「勉強して、自分では理解していたと思っていたけれど、間違えた」ケースと、(ⅳ)の「勉強して、自分でも理解できていたとは思っておらず、間違えた」ケースは次回に活かせるので、私はあまり問題視していません。

これらからも分かるように、「正解か、間違いか」の二項で捉えるのではなく、それまでの取り組み等も加味して考えないと「本当に意味のある正解なのか」は理解できないのではないかと感じています。

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世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」と感じている子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)

その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
また無学年・少人数制のマナビノバなので、今までの学習内容に抜けがあっても対応可能ですわーい (嬉しい顔)

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