「はじき」「くもわ」から思うこと

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クラブ共育学舎BCIの小杉ですクラブ

ここ数日は暖かい日々が続き、過ごしやすいですねわーい (嬉しい顔)
寒いのが苦手な私としては、このまま暖かい陽気が続いてほしいです。

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さて、突然ですが「はじき」「くもわ」という言葉を聞いたことはありますか?
小学校高学年以上のお子さんがいる方は聞いた事があるかもしれないですが、これらは「速さ」「割合」を求めるための図で、それぞれに数字をあてはめると簡単に答えが求められるようになっています。(例えば、時速10kmで走る人がいて、その人が3時間で走る距離を求めるには、「はじき」に当てはめて10×3=30kmのような要領です)

2018.4.6 日本の算数・数学 大丈夫_01
東京新聞の2018年4月6日の記事によると、今この「はじき」「くもわ」が物議を醸しているそうです。
きっかけはある塾の先生が「これらこそが、子どもをダメにする要因の一つ」とツイートした事。
それに対して「この図に何度も助けられた」といった反対意見、「中学に行ったときにすぐにつまずく」といった賛成意見などの様々な意見がでたそうです。

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「速さ」や「割合」は抽象度が高く、子ども達が躓きやすい単元なので、私も毎年「どう教えるべきか」を非常に悩みます。
特に、算数や数学が苦手な子に教える場合、「はじきのように当てはめるだけの図を教えた方が良いのではないか」とブラック小杉に屈しそうになります。笑

それでも「いやいや、概念を理解せずにただ計算できるようにさせることが、自分のやるべきことだろうか」とホワイト小杉の意見が最終的には勝るわけですが、これは算数や数学の話にとどまらず「子どもにどう育ってほしいか」が問われているのだと私は思います。

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私は「子どもが自立して学べるようになること」が教育の目標だと思っています。
そして、それを実現するために「各科目ごとの目標」が設定され(マクロな視点)、さらにその目標を達成するために「各科目ごとに単元」がある(ミクロな視点)、と考えています。

今回のケースで言えば、「はじき」や「くもわ」を教えて速さや割合の問題を解けるようにすることがミクロな視点、速さや割合を通じて算数に必要な力を身に付けることがマクロな視点と言えます。

学校では単元ごとになかなか意識しづらいかもしれませんが、本来大人が持つべき視点は「マクロな視点」だと私は考えています。
すわなち、「その教科を学び、どんなことを身に付けてほしいか」という視点です。

この視点から今回の件を考えると、私は「概念を理解してから、『はじき』や『くもわ』といった図を利用する」という手順が最適ではないかと思います。

「何のために学ぶのか」、今回改めて考える良い機会になりました。

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