こんにちは
活字が苦手な子のマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する小杉です
この度は、ご訪問ありがとうございます
今日はすっきりとしない天気が続いていますね。
また台風24号が発生し、沖縄地方に向かっているようですので、くれぐれもご注意くださいね。
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さて、前回のブログ「塾に依存し続けない学び方」を考える、の中で塾に頼らないことのメリットについて述べました。
そこで今回は「塾があることによって生じる(可能性のある)デメリット」について書かせていただきます。
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では、1つ質問をさせていただきます。
「塾に対してどのようなイメージをお持ちですか?」
・塾に行けば、大丈夫/すぐに伸びる
・時間をかけずに、効率よく『答えまでの道筋』を学ぶ
・点数/偏差値を上げる
多くの方が、このようなイメージをお持ちではないでしょうか?
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「実はこの思い込みが、こどもの学力崩壊につながっているのではないか」と、私は感じるようになりました。
というのも上記のような塾の活用法ができるのは「(塾に入るまでの間も)学びを大切にしてきた子」だけなのです。
まずこの事をはっきりと断言いたします。
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では、「なぜこれらの思い込みによって学力崩壊が起きるのか」について書いていきます。
弊害①:「塾に行けば、大丈夫/すぐに伸びる」
この言葉は非常に罪深いと思います。
この言葉を聞くと「(それまでの学習を疎かにしていても)塾に行けば何とかなる」というように、塾があたかも万能な場であるかのような錯覚を起こします。
そうなると、意識的/無意識的は別として、塾に入るまでの学習を軽視してしますのではないかと、思うのです。
しかし、塾と言うのはそれまでの学習をないがしろにしてきた子が劇的に伸びるような「魔法の場」ではありません。
弊害②:「時間をかけずに、効率よく答えまでの道筋を学ぶ」
これも弊害①と共通するのですが、このように塾を活用できるのはもともと自学自習/自調自考や読書の習慣があり、『学びの土台』のある子だけです。(→『学びの土台』についてはコチラから)
残念ながら、塾に入るまでの学習を疎かにしてきた子にはあてはまりません。
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ここまで書いたように「塾があるから安心」「塾に行けば、何とかなる」と考えることで、塾に入るまでの学習を軽視/疎かにしている可能性があります。
しかしすでに述べた通り、塾と言うのはそれまでの学習を軽視/疎かにしてきた子が劇的に伸びるようなことは決してありません。
この間違った思い込みによって学力崩壊を起こさないためにも、まずはお子さんの学び1つ1つを大切に活かすことを心掛けてほしいと思います。
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世田谷区の桜丘で活字が苦手な子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてこちらを参考にしてください)
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