Google翻訳で作った英文を、自分の力といえるだろうか。

 こんにちはわーい (嬉しい顔)
 クラブ活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのは好きな子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉ですクラブ
 ぴかぴか (新しい)この度はご訪問いただき、ありがとうございますぴかぴか (新しい)

 今日は昨日までの暖かさが一転、冬のような寒さでしたね雨

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 さて生まれた時からデジタルデバイスが周りにあるデジタルネイティブ世代を見ていると、小学生のうちから「分からないことがあれば、ネットで調べる」選択肢を駆使していて驚かされます。その反面調べて真似するだけで終わってしまったり、「(自力でなくても)調べて正解すればOK」と考えている節もあるように感じて、少し不安になります。

 このように感じるようになったのは、子ども達の塾でのiPadの使用法を目にしてからです。
 BCIでは辞書アプリや漢字アプリを使用するため、子ども達にiPadを使ってもらっています。それらを使う分には問題ないのですが、中には「ネットで調べる際は相談してください」と伝えているにも関わらず、私に無断でネットで分からない事を調べる子がいます。

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 一例として以前、和文英訳の問題でGoogle翻訳したものを提出する子がいました。
 上記のようにGoogle翻訳を使えば、正解することはできるでしょう。しかし後々同じ問題に接した際、自力で解けるでしょうか?そしてGoogle翻訳を駆使できることが、自分の学力を伸ばすことでしょうか?答えはNoだと思います。
 寧ろ自分で解けるようになっていないにも関わらず、正解した事実だけが記憶に残り、「自分は解けた」と誤った認識をもつかもしれません。

 最近は思考力という言葉が一人歩きする風潮にあり、子ども達の中にも「調べればOK」と考える子は多いように感じます。しかし「調べればOK」の前には、「覚えた上で、分からなければ」との枕詞がつくはずです。
さらにググれていると思っている子でも、「検索結果の一番上のページを選ぶ」「内容を精査せず信じる」など、不適切な調べ方をしている場合も少なくありません。ググる上でも、相当のメディアリテラシーが要求されるということです。

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 また「塾では、塾でしかできない方法を試してほしい」と、私は考えています。
 それは辞書を引くことであり、参考書などの索引を使うこと等です。辞書や参考書の索引などで「調べるとは何ぞや」を理解してから、ググれるようになっても遅くはないと思います。 寧ろそちらの方がググるメリットをより享受できると思います。

 ググれば調べられると知っていることと、適切にググれることは全くの別物です。
 メディアリテラシーが十分に身に付いていない小中学生は、まずアナログな方法で「調べる技術」を身に付けてほしいと思います。

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世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのが好きな子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)

その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
また無学年・少人数制のマナビノバなので、今までの学習内容に抜けがあっても対応可能ですわーい (嬉しい顔)

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また私が塾で行っている「新聞音読&要約」を紹介する動画をアップいたしましたので、ご活用ください。