「国語のおもしろさ」に気付かせてくれた恩師

こんにちはわーい (嬉しい顔)
クラブ活字が苦手な子のマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する小杉ですクラブ
ぴかぴか (新しい)この度は、ご訪問ありがとうございますぴかぴか (新しい)

今日は一段と寒さが厳しいですね…
地元の中学校でもインフルエンザが出始めたようなので、早めの対策を心掛けるようにしてくださいねほっとした顔

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さて、先日「収穫祭」に行ってきました。
収穫祭は東京農業大学の学園祭で、私はほぼ毎年行っています。

そこで私が「国語のおもしろさ」に気付くキッカケを与えてくださった恩師に偶然お会いしたので、今回はその方について書かせていただきますね。

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現在では私は「国語(母語)の重要性」を強調していますが、昔から国語が好きだったり、得意だったりしたかというと、そうではありませんでした。

前述の恩師に出会うまでは「国語はなんてつまらない科目なんだ」「なんで国語なんて学ばないといけないんだ」と感じて、国語が嫌いで嫌いで嫌いで仕方ありませんでした。(苦笑)
高校時代に至っては現代文・古文・漢文は「睡眠時間」ととらえて毎回寝ていたため、現代文の先生に教科書の背表紙で叩かれて起こされたこともある程です。

また、「なぜその答えになるのか?」「なぜこの答えではいけないのか?」に対して腑に落ちる答え方をしてもらったことがなかった(と自分自身は思っている)ため、「国語は結局感覚ではないか」と常に不満を抱いていました。

ではなぜおもしろさを感じなかったのか?
それは国語で「なぜその答えになるのか?」を論理的に説明してもらう機会がそれまでなかったからだと思っています。

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前述の恩師の話になりますが、その先生からは答えの選択肢があっていても、間違っていても「なぜそういう答えになったのかを説明して」と常々言われていました。

その先生の授業が始まった当初は国語が苦手だったため、「何となく」で済ませていました。
しかしそれでも「答えの根拠」を質問され続けるため、最初は嫌々ながら「なぜ自分はその答えを選んだのだろう?」「自分が答えを選ぶ際に根拠になった部分はどこだろう」と考えるようになりました。
すると、苦手だったはずの国語でも他の科目のように段々と「答えの根拠」が見つかるようになります。

その後は少しずつ国語への苦手意識がなくなり、最終的にセンター試験の現代文では100点中88点を取ることができました。

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なぜ今回十数年も前のことについて触れたかというと、「この恩師に出会って国語が伸びたことが、私が宅浪でも第1志望の大学に合格できた要因だったのではないか」と感じるからです。

もちろん十数年前のことを正しく分析することはできませんし、「国語(母語)が大切である」というバイアスがかかっていることも重々承知しています。

それでも、この恩師との出会いがなければ「和田秀樹さんの本を読み漁って、自分自身で受験計画をたてること」も「参考書を読んで、自分だけで理解すること」も「問題集の解答を読んで、自分だけで納得すること」もできなかったのではないかと、感じるのです。
仮にできていたとしても、理解度では雲泥の差があったと思います。

私にとって「国語ができるようになる」というのはそれほど大きな意味を持つことでした。

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「グローバル化だ」「プログラミングだ」と言われ新たな教育手段が求められる時代ではありますが、そういう時代だからこそ私は「国語(母語)の重要性を見直すべきではないか」と考えています。

また、私が「国語のおもしろさ」を知れたように、子ども達が「学ぶって楽しいことなんだ!」と感じられるような関わり方をできる人間でいようと、このブログを書きながら改めて感じました。

最後までお読みいただき、ありがとうございますクローバー

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