『ラプラスの魔女』を読んで、思い出したこと

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先日、久しぶりに東野圭吾さんの小説『ラプラスの魔女』を読みました。


小学校高学年の頃は東野さんの小説ばかりを読んでいたのですが、作品がドラマ化されたり、映画化されるようになった頃から距離を置いていたので、自分で購入したのは10数年ぶりかと思います。(インディーズ時代から応援していたバンドがメジャーデビューをし、爆発的に人気になって少し寂しいような感覚でしょうか。笑)

久しぶりに東野さんの作品を読んで、下記のようなことを思い出しました。

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東野圭吾さんは私にとって非常に特別な作家さんです。
というのも「本のおもしろさ」に気付かせてくれた作家さんだからです。

東野さんの作品に出会うことになる小学校高学年までは、私は全く本を読むタイプの人間ではありませんでした。
それまでは「本は読書感想文のために、おもしろくないけれど、仕方なく読むもの」だと認識していましたし、高学年になるまでに私が読んだ本は両手の指で収まる程度だったと記憶しています。苦笑

そんな私を心配してか、母がある日私を本屋に連れて行きます。
そこでたまたま手に取ったのが東野さんの小説だったんですね。
最初は勿論「どうせまたおもしろくない」と思いながら、読んでいたと思います。
それでも読み進めていくうちに推理小説の魅力にどっぷりはまり、「こんなにもおもしろい本があるのか!」と感じたことを覚えています。

正に「運命を変えた1冊」です。笑

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私は本から多くのことを学んできました。
そして、本に救われることもありました。

しかし、それには東野圭吾さんとの出会いがなければ、絶対に今ほど本を読むことはなかったと思います。

私のように「一人の作家さんとの出会いが、本への印象を大きく変える」というのは、誰にでも起きうることだと思います。
お子さんが今は読まないとしても、是非その子が興味を持ちそうな本を与え続けてほしい、と思います。
それによって運命が変わることもあるので

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