こんにちは
活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」「勉強が嫌い」と感じている子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉です
この度はご訪問いただき、ありがとうございます
だんだんと朝晩の冷え込みが厳しくなってきますね。
今年はインフルエンザがすでに出始めているようですので、早めの対策を心掛けてくださいね
また台風15・19号で被災された方の一日も早い復興を、心より願っております。
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さて、今回は教育におけるハードとソフトについて書かせていただきます。
私は「教育にはハードを育てる側面と、ソフトを育てる側面の2つの役割がある」と感じています。
ただいきなり「ハード」「ソフト」と言っても分かりづらいので、まずは身の回りにあるものに置き換えて、理解していただきたいと思います。
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子ども達が大好きなゲームを例に挙げると、ニンテンドースイッチやプレイステーション4などのゲーム機本体がハードで、カセットがソフトです。
また私達が日々使用するスマホであれば、OSがハードで、アプリがソフトです。
つまりハードは本体自体(の性能)、ソフトはハードがあって始めて使える/役立つもの、と考えることができます。
教育にあてはめると、昨今話題になっている英語4技能や、プログラミングはソフトです。(あくまで私の中での認識にはなってしまいますが)
一方、私たち日本人にとっての母語である「日本語の4技能」がハードである、と私は考えています。
塾業界でも公教育に取り入れられるものはブームとなりやすいため、現在英会話教室やプログラミング教室がものすごい勢いで増えています。
この流れ自体は否定しないのですが、私は少し距離を置いて現在の流れを見ています。
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新たな教育内容がカリキュラムに組み込まれると、あたかもそれが万能で、全ての悩みを解決してくれるような幻想を抱くことが、人間誰しもあると思います。
しかし、もし仮に現在「英語さえできていれば、これからのグローバル化の時代を生き抜ける」「プログラミングさえできていれば、テクノロジーが進歩しても対応できる」と考えている方がいるとすれば、それは非常に危うい発想ではないかと思うのです。
前述のように英語やプログラミングはソフトです。
すなわち、それ自体が「勉強が苦手」などの現状を劇的に変えてくれるものではありません。
またソフトである以上、ハードである「日本語の4技能」の習得度合いによってその効果は大きく異なるように感じるのです。
周りに英語を流暢に話せたり、プログラミングに精通している人がいると、あたかも「英語やプログラミングによって頭が良くなった」と錯覚することがあると思います。
しかし、本当にそうでしょうか?
私は、それらの人達が英語やプログラミングに費やしてきた時間以上に、母語に向き合ってきた結果ではないかと感じます。
「日本語で理解できないものや、考えたことがないものを、英語だと理解でき、考えられるのでしょうか?」
「日本語で意味を理解していないコードを、実際のプログラムで活用できるのでしょうか?」
私は「否」だと思っています。
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今後も新たなソフト(スキル)がどんどん教育内容に組み込まれるのではないかと思います。
しかしどんなに新たなソフトが出てきたとしても、それは母語である「日本語の4技能」というハードがあって初めて活きます。
新たなソフトを最大限活用できるように、ハードである「日本語の4技能」に立ち返るべきである、と私は考えています。
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世田谷区の桜丘で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」「勉強が嫌い」と感じている子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)
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