こんにちは
活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのは好きな子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉です
この度はご訪問いただき、ありがとうございます
今日はすっきりと気持ちの良い青空ですね
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さて今回は「分からなさのグラデーションに気付く」というタイトルで書かせていただきます。
子ども達が「分からない」と言ってもってくる問題を見ていると、「『分かる』と『分からない』の2つの状態しかない子が多いのだな」と感じます。そして少しでも分からないことがあると、すぐに「分からない」と判断しているように思います。
しかし本当に「分かる」と「分からない」の2つの状態しかないのでしょうか?私はそれに対して非常に懐疑的です。
「分かる」と「分からない」の間には、分からなさのグラデーションがあるはずです。
例えば「分かる:分からない=0:100」のように全く手が出ない問題、「分かる:分からない=50:50」のように半分くらいは分かる問題、はたまた「分かる:分からない=90:10」のようにほとんど分かるが最後の一手が分からない問題等、一口に「分からない」と言ってもその分からなさは多種多様なはずです。そしてそれらを同列に「分からない」と捉えてしまうのは、少し粗雑に思えてしまいます。
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分からなさのグラデーションに気付くには、自分自身で分からなさを分析する必要があります。それは決して楽な作業ではありませんし、骨が折れます。そのため分からなさを私に託し、解きほぐしてもらいたくなる気持ちも非常によく分かります。
勿論塾である以上、子ども達の分からなさを解きほぐすのも仕事の1つです。しかしここで忘れてはならないのは、「分からなさ」はあくまで本人のものであるという点です。「分からなさ」に対して責任を負えるのは、本人に以外にいません。また「『何が分からないのか』『どこまで分かるのか』を自分自身で見つけ言語化する」「現時点で分かっていることを、図や式にする」等の取り組みなくして、勉強が得意になることはあり得ないと私は思っています。
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自分自身の分からなさを、自分ではない誰かに託し解きほぐしてもらうのは、非常に楽です。「できた!」という満足感も得られると思います。しかしそれはできた気になっているだけで、例えるならば補助輪付きの自転車に乗って「私は自転車に乗れる!」と言っているのと同じ状態です。サポートがあってできていることに変わりありません。
子ども達が自分で「分からない➡分かる」にできるようになるには、骨の折れる地道な取り組みが必要となります。最初は分からなさを他人に託していたとしても、その分からなさに対して徐々に自分で責任を持てるようになってほしいと感じています。
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世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのが好きな子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)
その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
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