『ケーキの切れない非行少年たち』

こんにちはわーい (嬉しい顔)
クラブ活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」「勉強が嫌い」と感じている子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉ですクラブ
ぴかぴか (新しい)この度はご訪問いただき、ありがとうございますぴかぴか (新しい)

最近はすっかり秋らしい陽気ですねわーい (嬉しい顔)
朝晩はだいぶ涼しくなっていますので、体調を崩さないようくれぐれも気を付けてくださいねほっとした顔

また台風15号で被災された地域の、一刻も早い回復を願っております。

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さて、今回は『ケーキの切れない非行少年たち』をご紹介いたします。
(→ ケーキの切れない非行少年たち)

 

Twitter上に表紙の写真が流れているのを見て、軽い気持ちで読み始めたのですが、学ぶことが非常に多かった一冊でした。

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今まで多くの非行少年と出会ってきた著者は、本の中で非行少年に共通する6つの特徴を挙げています。

認知機能の弱さ
感情統制の弱さ
融通の利かなさ
不適切な自己評価
対人スキルの乏しさ
+1身体的不器用さ

そしてその中でも特に「認知機能の弱さが、不適切な行動や言動につながっているのではないか」と指摘します。

認知機能とは、記憶、知覚、注意、言語理解、判断・推論といったいくつかの要素が含まれた知的機能のことです。

認知機能が弱いと、
・五感から入った情報が間違っている
・受け取った情報を間違って整理する
・情報の一部しか受け取らない状態になっている
など、情報が入ってくる時点で問題が生じる可能性があるそうです。
そして仮に入ってくる情報が間違っているとしたら…行動や言動が不適切になるのは想像に難くありません。

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実は「認知機能の弱さ」は、勉強が苦手な子にも見られる特徴でもあるようです。

もちろんその誰もが罪を犯すわけではないですが、「外には見えていないだけで学校生活の中で困りごとを抱えているのかもしれない」と、本を読みながら感じました。

私は日々子ども達と関わる中で、「きっと困りごとを抱えているだろうに、うまくそれをすくい上げられていない」と感じることが多くありました。
そしてその事を非常にもどかしく感じていました。
その原因であろう「認知機能」を向上させるための具体的な支援もこの本には書かれているため、それを子ども達にうまく還元していきたいと思います。

私のような塾の先生や学校の先生などの教育関係者はもちろん、子育てで悩んでいるお母さん/お父さんにも役立つ一冊ではないかと思う。

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世田谷区の桜丘で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」「勉強が嫌い」と感じている子の、『学びの土台』を築くサポートをしています。(→『学びの土台』についてこちらを参考にしてください)

その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
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