「答えが求まりさえすれば、それで良い」のだろうか?

 こんにちはわーい (嬉しい顔)
 クラブ活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのは好きな子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉ですクラブ
 ぴかぴか (新しい)この度はご訪問いただき、ありがとうございますぴかぴか (新しい)

 12月に入っても初夏のような日がありましたが、ここ数日で一気に冷え込みが厳しくなりましたね。乾燥も厳しくなりますし、全国的にインフルエンザが流行っているようなので気を付けてくださいね。

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 何かを学ぶ際「どのような知識観/勉強観/学習観を持つか」は学習に非常に大きく影響します。
 (学校で働く友人が多くいるので決して学校批判ではありませんが)学校のように先生が正しい解き方を提示し、子ども達がそれを真似るという形式に慣れると、「解く手順を覚えて、答えさえ求まれば良い」という勉強観が身につくように感じます。

 確かに互いに独立していて、一切繋がりのない内容を学ぶのであれば、このような勉強観でも問題はないと思います。しかし義務教育における学校の勉強で完全に独立した内容というのはほとんど存在せず、多くの内容は互いに繋がりあっています。このような場合、上記の「解く手順を覚えて、答えさえ求まれば良い」という勉強観でいると、単元ごとのカラーテストは解けるけれど、新学年になって行う学習習得確認調査では太刀打ちできないという状態に陥ります。すなわち繋がりのない、非常に貧弱なシステムの知識しか身につかないことになります。

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 勉強で大切になるのは、「問題文を鑑みるに、今回使うのはあの知識だ!」と、根拠を持って判断できることです。「ここ最近はこれを習ったから、この単元ではこの知識を使うのだろう」と、無思考に真似ることではありません。この点を勘違いしてしまうと、勉強はしているけれど力はつかない、といった事態に陥りかねません。

 では、どうすれば根拠を持って判断することができるようになるのでしょうか?
 その1つは新しいことを学ぶ度に「今までに学んだことと共通点はないだろうか?反対に相違点は何だろうか?」と、自問自答する時間を作ることだと思います。また間違えたことを自分なりに分析し、次回に活かせる形にすることも、根拠を持って判断できるようになるためには必要です。すなわち自分が主体となって頭を働かせる時間を確保することです。

 学校でのやり方に慣れてしまうと、人に言われたことだけをやる、受動的な勉強が主となりますが、力をつけたいならば自分で責任を持って能動的に歩む学習を選ぶことが重要です。

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 世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのが好きな子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)

 その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
また無学年・少人数制のマナビノバなので、今までの学習内容に抜けがあっても対応可能ですわーい (嬉しい顔)

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 私が塾で行っている「新聞音読&要約」を紹介する動画をアップいたしましたので、ご活用ください。

ただやる/ただ時間を過ごす≠学習

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 今日は貴重な晴れ間がのぞきましたね晴れ梅雨の間は洗濯物に困るので、非常にありがたく感じました。

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 さて漢字ドリル/計算ドリルや、先生の板書を真似すればある程度解けてしまう講義スタイルの影響か、ただやる癖/ただ時間を過ごす癖が身に付いた子は少なくありません。

 私は高校時代の陸上競技の経験から気付きましたが、「限られた時間の中で、どうすればより力をつけられるか」を考慮しない取り組みは、ただやるだけであったり、ただ時間を過ごすだけになりがちです。そして自身のそうした取り組みを批判的に検証せず、ただやる/ただ時間を過ごすことを「取り組んだ」と認識していると、基本的に伸び悩みます。

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 勉強に限らずどんな分野であっても、「頭を働かせながら取り組む」ことが上達への近道です。

 では「頭を働かせながら取り組む」とは、どういうことでしょうか?私は自問自答しながら取り組むことだと考えています。具体的には、「なぜだろう?」「どうしてこうなるのだろう?」と自分自身に疑問を投げかけながら進める、「こうではないか?」と仮説を立てながら進める等、頭が休んでいない状態で学習に臨むことです。

 「なぜ?」「どうして?」と疑問を作りながら進めるには、ある対象にじっくりと、かつ能動的に向き合う必要があります。何となく/適当に向き合うだけでは疑問を作ることはできないため、”ただやる”を避けることに繋がります。また疑問を作ると、それを解決するための情報を探しながら対象に向き合うため、ただやる場合と比べてより深く学べます。さらに自らで疑問を作る場合、他者から与えられた疑問と比べてやらされている感が減るのも、一つ大きなメリットです。
 このように「なぜ?」「どうして?」と自問することは、ある対象を自分事として捉える、すなわちその対象と顔馴染みになるためのスイッチの役割を果たすように感じます。

 また仮説を立てながら進める場合、その仮説が正しいのかどうかを検証する必要があります。(上記の内容と重複しますが)ただ/何となく/適当に対象に向き合うだけでは、正しいかどうかを判断するのは難しいため普段以上に対象に没頭する必要があります。これによって”ただやる”癖を矯正することに繋がります。

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 時間は有限なので、一度学んだことはできる限りその場で身に付けられるのが理想的です。しかしそう思っていても、忘れてしまうのが人間です。
  ただやる/ただ時間を過ごすのは、忘れて当然の状況を自ら進んで作ることに他なりません。限られた時間を有効活用するためにも、ただやる/ただ時間を過ごすへの対策方法を確立してほしいです。

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