古代エジプト展で感じた「本物に触れること」の大切さ

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 クラブ活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのは好きな子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉ですクラブ
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 今日は梅雨の晴れ間が広がりましたね晴れ

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 さて先日、渋谷のBunkamuraミュージアムで行われている『古代エジプト展 ―美しき棺のメッセージ―』に行ってきました。
 緊急事態宣言の影響でBunkamuraミュージアムが6月まで閉館されており、見に行きたくても行けない状況が長く続いたため、ようやく行けたうれしさから童心にかえって楽しんでしまいました。

 様々な展示品がある中で、心惹かれたのはやはりミイラを入れるための棺でした。
 今までに教科書やテレビ等で見たことがあるため、棺の存在やそれがどのようなものかはもちろん知っていました。しかし実際に目にすることで、「棺の質感」や「色の鮮やかさ」等を本当の意味で知ることができ、それだけでも価値のある体験でした。
 特に棺の大きさは自分が想像しているよりも遥かに小さく、それは実際に足を運ばなければ決して気付くことのない新たな発見でした。それとともに、「本物に触れることの大切さ」を痛感しました。

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 現代はテクノロジーの進歩により、様々なものを手元のスマホやタブレットで知ることができます。それ自体は非常に有益ですし、その便利さを否定するつもりはありません。
 しかしそれは同時に、今回の私のように「自分は知っている」との思い込みに繋がる恐れもあります。

 話が少し逸れますが、実際の棺の大きさと自分のイメージとの乖離に気付いた時、懇意にしていただいている先輩の娘さんの話を思い出しました。
 娘さんが初めてカブトムシに触った時の話なのですが、彼女の第一声が「硬いんだね!」だったそうです。
 カブトムシについては図鑑やタブレットで知っており、彼女の中におそらく「カブトムシとは、こういうもの」とのイメージがあったのだろうと推察します。しかし実際に触ってみると、指から伝わる感触が思った程柔らかくなく、それに驚いての「硬いんだね!」だったのだと思います。
 これは実際に自分の手で触ったからこそ気付けることです。

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 私の話に戻りますが、今回『古代エジプト展』に足を運んでみて、「教科書やテレビ等で見て知っていること」と「五感を伴って知っていること」とでは雲泥の差があると感じました。そして「身体性を伴わない点が、デジタルの限界なのではないか」と気付きました。

 デジタルが普及した現在だからこそ、そのメリット・デメリットの両面を理解し、「本物に触れる」というある種アナログな体験も必要なのではないかと思いました。

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世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのが好きな子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)

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