こんにちは
活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」と感じている子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉です
この度はご訪問いただき、ありがとうございます
今日は暖かい一日となりましたね。
世界的に新型コロナウイルスによる肺炎が流行しておいますので、うがい・手洗い、換気などをいつも以上に入念に行ってくださいね。
———————————————————————————————————————————
さて、今回は「『塾に行きさえすれば、すぐにできるようになる』って本当だろうか?」という内容で書かせていただきます。
塾をしていると、まれに「塾に行きさえすれば、すぐにできるようになる」と考えている親御さんに出会います。
もちろんそういうお子さんも少なからずいるので、この考え方自体を否定はしませんが、「見ている世界が違うからこそ出てくる言葉だな」と感じてしまいます。
それを分数の「通分」を例に、書いてみます。
———————————————————————————————————————————
お子さんが学校で通分を習っていて、それができていない様子をご想像ください。
親御さんはどんなことを考えるでしょうか?
おそらく「通分ができていないから、『通分のやり方』を教えてもらおう」と考えると思います。
つまりある現象だけを切り取って、それに対する対症療法を行えば良い、と考えるはずです。
しかし通分ができない原因は、「通分のやり方を知らないから」だけでしょうか?
もしかしたら「たし算/ひき算でつまずいている」かもしれません。
「分数の概念を理解できていない」のかもしれません。
はたまた「なぜ通分してないといけないのかを理解していない」のかもしれません。
すなわちある現象の背景までを探らないと、原因は分からない、ということです。
そしてそれにはもちろん時間がかかります。
こうした経緯もあり、私は「子ども達の学習を一定期間見てみない事には『すぐにできるようになるかどうか』は判断できない」と思っています。
———————————————————————————————————————————
もちろん親御さんに「ここまで見通してください」というのは酷であると、重々承知しています。
しかし同時に「ある現象の背景まで探っているからこそ、(親御さんの考えている以上に)時間がかかる」という事実も知っていただきたいです。
そして予防医学的な観点で塾を利用しない限り、「塾に行きさえすれば、すぐにできるようになる」のはなかなか難しいです。
———————————————————————————————————————————
世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」「勉強が嫌い」と感じている子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)
その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
また無学年・少人数制のマナビノバなので、今までの学習内容に抜けがあっても対応可能です
ご興味のある方は、ご連絡ください。無料体験も受け付けています→資料請求・無料体験申込はコチラから