上野千鶴子さんの祝辞から感じたこと

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ここ数日は初夏を思わせるような陽気が続いていますね晴れ
ポスティングをしているせいもあって、私は時計焼けをするほど日焼けしてしまいました。

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さて先日東京大学で入学式が行われ、そこでの上野千鶴子さんの祝辞が話題となっていましたが、ご覧になりましたか?

ご覧になっていない方は、リンクを貼っておきますので是非一度読んでいただきたいです
上野千鶴子さん 祝辞

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上野さんの祝辞の中で特に私の中に残った言葉があります。

それは
あなたたちはがんばれば報われる、と思ってここまで来たはずです。

ですが、冒頭で不正入試に触れたとおり、がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。

そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のおかげだったこと忘れないようにしてください。

あなたたちが今日「がんばったら報われる」と思えるのは、これまであなたたちの周囲の環境が、あなたたちを励まし、背を押し、手を持ってひきあげ、やりとげたことを評価してほめてくれたからこそです。

世の中には、がんばっても報われないひと、がんばろうにもがんばれないひと、がんばりすぎて心と体をこわしたひと…たちがいます。がんばる前から、「しょせんおまえなんか」「どうせわたしなんて」とがんばる意欲をくじかれるひとたちもいます。

あなたたちのがんばりを、どうぞ自分が勝ち抜くためだけに使わないでください。

恵まれた環境と恵まれた能力とを、恵まれないひとびとを貶めるためにではなく、そういうひとびとを助けるために使ってください。

そして強がらず、自分の弱さを認め、支え合って生きてください。
という部分です。

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実を言うと、私も大学入学当時「がんばれば報われる」と思っていました。
そして、恥ずかしがら「報われないのはがんばっていないから」とも。

ただ色々な環境で育った人と会う中で、「今までそう思えていたのは、親が与えてくれた環境があったから」と気付いた時、「自分はなんて狭い視野の中で生きてきたんだ…」と非常に情けなくなりました。

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環境というのは自分が生きてきた世界のみ見ることのできる、ある種色眼鏡のようなものです。
しかしそれ以外にも世界はもちろん存在し、「その世界に気付こうとするかどうか」「その世界を見ようとするかどうか」なのだと自身の経験から感じます。

そして、自分の偏った色眼鏡を認知し、手放す上で、「学ぶ」という営みが非常に大きな役割を果たす、と私は感じます。

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世田谷区の桜丘で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」「勉強が嫌い」と感じている子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてこちらを参考にしてください)
その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
また無学年・少人数制のマナビノバなので、今までの学習内容に抜けがあっても対応できます!

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本や新聞を読む意義

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今日は少し肌寒いですが、すっきりとした青空ですね♫
ただ午後からは雨が降るようですので、折り畳み傘を持つようにしてくださいね!

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さて今回は「本/新聞を読む意義」について書かせていただきます。

私は子ども達に本/新聞を読むように薦めています。
それは、本/新聞を読むことで私が重視している『学びの土台』を築ける、と考えているからです。(特に、『文章を読み、理解する力』と『思考の道具』としての言語、の部分)

ただ子ども達に「本/新聞を読みましょう!」と言っても読まないことは火を見るよりも明らかなので…(笑)、共育学舎BCIでは毎回新聞の音読&要約を行い、子ども達の本/新聞への抵抗感をできる限り小さくするよう心掛けています。

↓『学びの土台』については下記をご参照ください。↓
「塾に依存し続けない学び方」を考える①
「塾に依存し続けない学び方」を考える② ~「塾=万能」の弊害~
「塾に依存し続けない学び方」を考える③ ~「塾に依存し続けない学び方」の軸~
「塾に依存し続けない学び方」を考える④ ~『学びの土台』とは~
「塾に依存し続けない学び方」を考える⑤ ~「読む」と「読める」の違いとは~
「塾に依存し続けない学び方」を考える⑥ ~『学びの土台』がある子とない子の伸び方~
「塾に依存し続けない学び方」を考える⑦ ~なぜ『学びの土台』なのか~
「塾に依存し続けない学び方」を考える⑧ ~「好き」を学びに活かす~

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もともとは上記のように『学びの土台』作りを目的に始めた新聞音読&要約ですが、最近もう1つ大きな意義があるのではないかと感じるようになりました。

それは、子ども達が普段馴染みのない社会問題を知ることができ、さらにそれについて考える「時間的空白」を持てることです。
そしてそれにより、子ども達がそれまでは他人事だった様々な社会問題を「自分事」として捉えられるようになると感じています。

これは本でも同様のことが言えます。

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もちろん社会問題はテレビでも知ることができます。
しかしテレビの性格上、考えるための「時間的空白」を持つというのはなかなか難しいのではないでしょうか?

それを踏まえると、知るだけに留まらず「自分なりに考える時間も確保できる」のは、本/新聞の大きなメリットだと感じます。

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学年があがるからこそできる「学び方」

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今日は春らしい、気持ちの良い晴れとなりましたね晴れ
春期講習でずっと室内にいなくてはならない状況が非常にもどかしく感じます…苦笑

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さて、今回は学年があがるからこそできる「学び方」について書かせていただきます。

本題にいく前に少し共育学舎BCIの話をさせていただくと、BCIに来てくれる子は基本的に「勉強が苦手」と感じている子が多いです。
そして、今までの学習内容がごっそり抜け落ちているという場合が多く見受けられます。

そのような場合に私が実践しているのが「同じ単元を縦断して学ぶ方法」です。
例えば中3の「式の計算」に進む前に中1の「正の数・負の数」「文字式」と中2の「式の計算」を一気に復習する、中2の「be動詞の過去形」に進む前に中1の「be動詞」を復習する、などの方法をとっています。

こうすることで積み残していた内容を一気に復習でき、かつこれからの学習内容を理解しやすくなるというメリットがあります。

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もちろん「学んだことをコツコツ積み上げられる」というのが理想であるのは言うまでもありません。

しかし何らかの事情で今までの学習内容に抜けがあったとしても、上記のように工夫次第で遅れを取り戻すことができます。
その事を是非知っていただきたいです。
そして、この方法であればご家庭でも実践できます。

もし塾に頼るのであれば、学年ごとのクラスを設けていないような無学年の塾が良いかと思います♫

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冬期講習について

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今日も昨日に引き続き、気持ちの良い陽気が続いていますねわーい (嬉しい顔)

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さて、共育学者BCIでは昨日で通常授業が終了し、明日からは冬期講習となります。

日程は下記の通りです。
第1期:12月23日〜12月25日
第2期:12月27日〜12月29日
第3期:1月5日〜1月7日

1コマ目:9時30分〜11時15分(中3)
2コマ目:11時30分〜13時15分(中3)
3コマ目:14時15分〜15時45分
4コマ目:16時〜17時30分
5コマ目:17時45分〜19時15分
6コマ目:19時30分〜21時

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「1・2学期の内容にとりこぼしがある…」「新学年を見越して、今から動こうかな」と感じている方は、冬期講習から『学びの土台』作りを始めませんかわーい (嬉しい顔)


無料体験も実施しています♪

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「塾に依存し続けない学び方」を考える⑧ ~「好き」を学びに活かす~

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昨日、今日と朝の冷え込みが一段と厳しくなりましたね…
BCIに通ってくれている子ども達の中にも風邪気味の子が出始めていますので、うがい・手洗いなどの対策を心掛けるようにしてくださいねほっとした顔

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さて、先日今年の全国高校サッカーの応援マネジャーが発表され、映画「ちはやふる ‐結び‐」や「オロナミンC」のCMに出演する女優の清原果耶さんが就任することが明らかになりました。

高校サッカー好きの私としては「いよいよこの季節がやってきた♫」と心躍っています。
本当は高校サッカーの魅力をこれでもかと書きたいのですがそれは別の機会にし、今回は「高校サッカーがどう将来の活きたか」について書きたいと思います。

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私は小学校の頃から祖父に連れられて「高校サッカー」を観戦するようになり、現在でも毎年見に行くほどの高校サッカー好きです。
昨年は1回戦と決勝を見に行きましたし、(高校サッカー好きでは有名な)帝京と東福岡が対戦した第67回の「雪の国立」なども観に行っています。

高校サッカーをご存じない方もいらっしゃると思うので、少しだけ説明いたします。
高校サッカーは東京の代表2校と各道府県の代表1校が出場し、高校No.1を決める大会です。
Jリーグや海外リーグで活躍する選手の中にも、高校サッカーに出場していた選手が多くいます。
現在活躍している選手ですと、大迫勇也選手(鹿児島城西高校)や柴咲岳選手(青森山田高校)などが出場しています。

高校サッカーでは毎年出場校を一覧にまとめた大会パンフレットが販売されます。
私が小学生の頃は毎年それを祖父に買ってもらい、出場校を覚えてしまうくらい読み込んでいたのですが、振り返るとそれが「私にとって非常に大きな学びになっていた」ように感じます。

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①学校名や選手の名前から漢字を覚えられた
学校で習っていない漢字でも読めるようになったのは、間違いなくパンフレットを読み込んでいたおかげだと思います。

②都道府県の大体の位置が覚えられた
パンフレットは北海道地方、東北地方、…と北の地方から順にならんでいたため、自然と都道府県の場所を覚えることができました。

③都道府県名だけでなく、地名も一緒に覚えられた
学校名には地名が付いている場合もあるため、そのおかげでだいぶ地名を覚えられたように感じます。
例えば、浅野拓磨選手の出身校である「四日市中央工業高校」のおかげで、四日市ぜんそくと言われた時に「あー、三重県か!」と結びつけることができました。

これらは一例ですが、「好きこそ物の上手なれ」が学びにつながった良い例ではないかと思います。

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子どもは好きなことから多くのことを学びます

好きに没頭できるのは子どもの特権なので、お子さんが何か好きなものに没頭している時は「学んでいるのだな」と温かい目で見守ってあげていただきたいですほっとした顔
そして、是非お子さんの「好き」をたくさん見つけてあげてほしいと思います。

ぴかぴか (新しい)お読みいただき、ありがとうございますぴかぴか (新しい)

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これからは「読めること」がさらに大切になる!?

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今週は雨が降ってすっきりとしない日が続いていますね。
乾燥が厳しくなる季節ですのでたまの雨はありがたいですが、ここまで雨が続くと晴れ間が恋しくなりますね。

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さて、今回は「これからは『読めること』がさらに大切になる!?」という内容で書かせていただきます。

昨日教育開発出版株式会社さんが主催する「東京都公立高校入試分析セミナー」に参加してきました。
詳しい内容は割愛させていただきますが、その中でも気になった内容を以下に記します。

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東京都公立入試は他道府県の入試に比べて、問題文字数が非常に多い

なかなか他道府県の公立入試問題を目にする機会がなかったため私も知らなかったのですが、東京都の公立入試は他道府県に比べて問題文字数が多いそうです。(神奈川県も同様だそうです)
科目によっては他道府県の2倍、3倍になるものあるとのことでした。
その結果「問題文をろくに読まずに、問題を解いている子が相当数いるのではないか」と疑わざるをえない状況が、問題分析から見て取れるとおっしゃっていました。

東京都の公立入試を見たことがある方は分かると思いますが、理科や社会などは問題文を読むだけで2択まで絞れる問題が多くあります。
しかし、上記のように「問題文を読まずに解いている子」だと、そういった2択まで絞れる(比較的解きやすい)問題さえも落とす可能性が高くなってしまいます。

そうなると「読めるか、読めないかが合否の差になる」とセミナーの登壇者の方がおっしゃっていました。

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また、「文字数が多い」という共通点から、2020年に始まる大学入学共通テストについて触れる場面もありました。

例として示された数学ⅠAの文字数が下記になります。
‘18センター試験:約4000字
‘17プレテスト(共通テスト):約12000字
このままの文字数が維持されるかは分かりませんが、共通テストでは相当文字数が増えることが予想されます。
また、数学がでも「問題文が(時間内に)読めないから、解けなかった」という子が多く出るのではないかと思います。

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「読める」というのは先々の人生においても重要になるので、この機会に一度「読めるとは?」について一人一人が考える必要があるように、私は感じます。

P.S. 先日「読めるとは」についてブログを書きましたので、宜しければ参考にしてください。
『塾に頼らない学び方』を考える⑤ ~「読む」と「読める」の違いとは~

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○○ことも、勉強の一環

わーい (嬉しい顔)
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昨日、今日と雨が降ってすっきりとしない日が続いていますね。
早く秋らしいすっきりとした晴れ間が戻ってきてほしいです…

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さて、今回はまず質問させていただきます。
タイトルに〇〇となっている部分がありますが、そこにあてはまる言葉は何だと思いますか?
是非考えてみてください。

様々な言葉があてはまるかと思いますが、今回は〇〇の部分に「休む」という言葉をいれて、勉強における「休むことの意義」について書いていきます。

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私は何事においてもON(集中モード)とOFF(脱力モード)を明確にし、ONの時に集中して取り組むことが重要であると、考えています。
それは勉強であっても、スポーツであっても、同じです。

上記の2つを例に、「集中して取り組む場合」と「集中せずに取り組む場合」について考えてみます。
集中して取り組む
勉強 : 学んだ内容が一度で定着するため学習時間短縮を短縮でき、+αの学習ができる
スポーツ : 練習の質が上がるため、練習時間が短時間ですむ&ケガを予防できる

集中せずに取り組む
勉強 : 学んだ内容が一度で定着せずに何度も学び直すはめになるため、時間がかかる
スポーツ : 練習の質が落ち、練習時間が長くなる&ケガにつながる

このように集中ているかどうかによって、できる事柄&得られる結果は大きく異なります。

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では集中力を高めるには、どうすれば良いのでしょうか?

それにはまず集中できていない時のことを考えると良いです。
集中できていない時というのは大抵、肉体的/精神的に疲れていたり、眠たい時です。
そして、それにより目の前のことに意識が向かなくなっている状態です。

集中するためにはそれと逆の状態、すなわち肉体的/精神的に疲れておらず、眠たくない状態を意識的に作ればよいのです。
その状態を作るには、様々な方法があると思います。
私の場合は「寝る」「本を読む(自分の趣味に没頭する)」などして、休んでいました。(最近だと「スマホをいじる」と手段もあると思いますが、私はあまり良い方法だと思っていません)

私は「休む」というのはONの時の集中力を高める戦略的な手段だと考えています。
「時間内にやれる事柄を増やしたい」「結果を出したい」と思うのであれば、是非戦略的に休みを取り入れてください。

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「塾に依存し続けない学び方」を考える⑦ ~なぜ『学びの土台』なのか~

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今週はすっきりとした秋晴れが続いていますね。
昼間は外を歩いていると汗ばみますが、朝晩はだいぶ冷え込むようになりましたので、体調を崩さないようくれぐれも気をつけてくださいね。

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さて、ここまで「塾に依存し続けない学び方」を考える①~⑥の中で
「塾に依存し続けない学び方」を考えることのメリット
塾があることによって生じる(可能性のある)デメリット
「塾に依存し続けない学び方」の軸である『学びの土台』と、『学びの土台』の中身
『学びの土台』がある子とない子の伸び方の違い
について触れてきました。

そこで、今回はそもそもなぜ『学びの土台』が大切なのか、について書いていきます。

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私は共育学舎BCIを始めるまで、自分が中学・高校とお世話になった塾で働いていました。
そして、その当時は「勉強は解法やテクニック、勉強法などの『方法論』でなんとかなる」と思っていました。

今振り返ると、それには2つの事が影響してように感じます。

①宅浪の経験
私は浪人を経験しているのですが、浪人時代は予備校に通わず自宅浪人(宅浪)しました。

宅浪では学校や予備校のようにカリキュラムを組んでくれる人がいないため、「参考書/問題集選び」「長期・中期・短期計画」から始まり、「いかに効率良く学んだことを定着させるか」などまで、自分で全てを考えなくてはなりません。
そのため、どうしても解法やテクニック、勉強法などの『方法論』に頼らなくてはならない部分が出てきます。

また、幸いにも宅浪で第1志望の京都工芸繊維大学に受かることができたため、その成功体験から「勉強で大切なのは『方法論』だ!」と自分の中で結論付けて、方法論へ傾倒していったように感じます。

②塾の持つ性質
2つ目は、塾の持つ性格です。

『学びの土台』の重要性に気付くまでの私は「塾=解法やテクニック、勉強法などの方法論を学ぶところ」と認識していました。
そのため、学校の内容や受験につながる勉強から逸脱することが恐く、なかなか現在のように『学びの土台』に時間を割くことができませんでした。(「やっている」という大義名分がほしかったのだと思います)

では『方法論』だけで何とかなったかと言うと、全くそんなことはありませんでした。
もちろんうまくいく場合もありましたが、
同じ内容を教えても、子どもによって理解度に差が出る
計画を立てても、その通りには実行できない
勉強法を教えても、結果に結び付かない
といった現実に度々直面しました。

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その中で気付いたのが「『学びの土台』があってはじめて『方法論』が役立つ」ということでした。

これはスポーツに置き換えると、非常に分かりやすいと思います。
『学びの土台』がない子を『方法論』だけで何とかしようとするのは、走る体力のないサッカー選手がひたすら技術だけを磨くようなものです。
それではそのサッカー選手の上達は見込めません。

ブログの中で度々指摘していることですが、塾に行って結果が出るのは『学びの土台』がすでにある子だけです。
塾の「解法やテクニック、勉強法などの『方法論』を身に付ける場」という性質が変わっていかない限り、その現実は変わらないと考えています。

塾に行くのはただではありません。
そして、何より「お子さんの大切な時間」を使います。
だからこそ投資した時間やお金が最大限に戻ってくるような状態で塾に通っていただきたいです。(仮に行くのであればの話です)

『学びの土台』は塾に通わずに自分で学ぼうとする際には必要不可欠です。
そして、塾に通うにしても塾の効果を最大限に活かすための素地となります。
どちらの選択をするにしても、まずは『学びの土台』を築いてください。

P.S. 全ての子どもを伸ばしきれていない自分自身への戒めも込めています。

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「塾に依存し続けない学び方」を考える⑥ ~『学びの土台』がある子とない子の伸び方~

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今日は日があまり出ず、非常に寒いですね。
寒いのが苦手な身としては、すでに夏が恋しいです…笑

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さて、ここまで「塾に依存し続けない学び方」を考える①~⑤の中で
「塾に依存し続けない学び方」を考えることのメリット
塾があることによって生じる(可能性のある)デメリット
「塾に依存し続けない学び方」の軸である『学びの土台』と、『学びの土台』の中身
について触れてきました。

そこで、今回は『学びの土台』がある子とない子の伸び方の違いについて書いていきます。

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まず、私は『学びの土台』と有無と、解法/テクニックの定着度合い(図では「方法論」としています)によって、勉強の段階を大まかに下図①~③に分けられると思っています。

①『学びの土台』がない and 解法/テクニック不足

 

②『学びの土台』はある but 解法/テクニック不足

 

③『学びの土台』がある and 解法/テクニックも身に付いている

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実を言うと!塾に通ったり、通信教育を始めてすぐに結果が出るのは、塾や通信教育を始める前から②もしくは③の状態だった子だけです。
すなわち、もともと『学びの土台』がある子だけです。

②→③は解法やテクニックを伝授するだけで結果が出るようになりますし、③の子に至っては適切なテキストや参考書を選べば独学でも結果を出せます。

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一方、①の状態の子は結果が出るまでに非常に多くの時間を要します。

①→②は、②→③に比べてはるかに時間のかかる土台作りであることに加えて、言葉に関わる部分なので「読む・聞く・書く・話す」の4技能に沿った様々な言語活動を日々続ける必要があります。

また、なぜかは分からないのですが『学びの土台』のない子に解法やテクニックを伝授しても、あまり身に付かないのが実情です。(おそらく子ども達の中に学んだことを定着させるのに必要な語彙が不足しているため、結び付けることができないのではないかと、推測しています)

このように、『学びの土台』の有無によって、その子がどこまで伸びるかはある程度予測がついてしまいます。

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『学びの土台』があるかどうかは
・当該学年以上の漢字の読み書きができるか
・読み聞かせをしてきてもらったか
・本/新聞を読む習慣があるか
・本/新聞を音読するのにかかる時間
などによって判断できると考えています。(他にも見つかりましたら、その都度書き足していきます)

上記の判断基準を見ていただければ分かるように、『学びの土台』はご家庭でも十分に築けます
私は、塾に頼らずに学べることが理想だと考えていますが、塾に頼る場合にも『学びの土台』によって伸びは大きく変わりますので、それまでにご家庭で『学びの土台』を築いてあげてほしいです。

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『塾に依存し続けない学び方』を考える⑤ ~「読む」と「読める」の違いとは~

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先週の土曜日から一気に秋が深まったように感じますが、体調を崩していませんか?
朝晩はだいぶ冷え込むようになりましたので、腹巻をしたり、羽織れるものを持っていくなど、体を冷やさないようにしてくださいねわーい (嬉しい顔)

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さて、『塾に依存し続けない学び方』を考える ~『学びの土台』とは~の中で『学びの土台』の中身についてふれました。
そして、学ぶ際に「読める」ということが非常に重要であると書きました。

そこで、今回は「読む」と「読める」の違いを書いていこうと思います。

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私は主要5教科の中で「国語が最も大切である」と考えています。(国語を「母語」に置き換えても良いかもしれません)

普段は国語・算数/数学・英語・社会・理科と並列して書かれることが多いですが、国語という土台あって他の4教科を積み上げられます。
そのため、共育学舎BCIに通ってくれている方には「まずは土台を固めましょう」と意味で、「国語をとった方が良いですよ」とお伝えしています。

その際、しばしば「日本語だし読めているので、大丈夫です」という言葉が返ってきます。
もちろん様々な考え方があるので私はそれを尊重するのですが、内心では「果たして本当に読めているだろうか」と感じています。

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私は、「読む」と「読める」には明確な違いがあると、考えています。

私の中で「読む」とは、分からない漢字や単語で詰まり、文章をかたまりでとらえられずに、ただ字面を追っているだけの状態です。
一方「読める」とは、分からない漢字や単語がなく、スピード感を持って読め、内容も理解できる状態だと考えています。

つまり、両者では「読む速度」と「内容の理解度」が全く異なります。

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「日本語だし読めているので、大丈夫」の場合の「読めている」は、実際は私の考える「読む」の状態、もしくはそれに近い場合が多いと私は感じています。

文章に対する読み慣れや、内容の理解度は、ある程度読む量に比例します。
そのため、新聞や本を読む習慣のない方は、まず活字を読む習慣を是非持っていただきたいです。

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