分からなくなったら、戻れば良い

 こんにちはわーい (嬉しい顔)
 クラブ活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのは好きな子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉ですクラブ
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 今日はすっきりと気持ちの良い青空ですね晴れ
明日は東京でも10cm程の積雪が見込まれるそうなので、ゆとりをもって行動してくださいね。

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 さて個人塾をしていると、比較的勉強が苦手な子に来ていただくことが多いです。苦手な理由は様々ですが、
 ①活字耐性がない(=活字を読むこと自体に苦労する)
 ②既習事項に積み残しがある
の2つは多くの子に共通しているように感じます。

しかしこれらは決して子ども達だけの責任ではなく、①に関してはレディネスの問題(=「本を読もう」と思う程に、精神的に成熟している)、②に関しては学校カリキュラムの問題だと私は思っています。

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 ②を解決する際に私が行うのは「分からなくなった部分まで戻る」です。

ある科目で分からなくなった場合、今現在学んでいることだけが分からないというケースは非常に稀です。今までにも分からないことがあったけれど、それがたまたま顕在化していなかっただけという場合がほとんどです。そのため中学生であっても、小学生の内容が抜けていればそこまで戻ります。(仮にそこまで行わず対症療法で済ますと、いずれまた綻びが出ます。)

 子ども達にもプライドがありますし、積み残しがあることを伝える際は非常に緊張しますが、私が関わってきた子達で積み残しの解消を嫌がる子はいませんでした。本人も「本当は分かっていない」ことを理解しているので、本心では分からなくなったところまで戻りたいと思っているのかもしれません。

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 少し私の話をさせていただくと、昨年から苦手な社会の学び直しをしています。曲がりなりにも大学まで卒業しているので、「大学受験の参考書で大丈夫だろう」と最初は大学受験の参考書を手にしました。しかし苦手科目であるため全く分からず…途中で挫折しました。

 そこでできない事実を受け入れ、基本的に中学生向けの参考書から、ものによっては小学生向けの参考書から学び直してました。この方法ですと、分からないことも少なく、学んだ内容をしっかり積み上げられるため、少しずつ理解できるようになりました。
 「何歳になろうと、分からないことがあればまずは基礎から学ぶべし」と痛感しました。

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 学校のカリキュラムは子ども達一人一人のペースに合わせてくれるわけではないですし、近年は学習内容も増えています。そのため学習内容から遅れてしまう場合もあると思います。

 その際「分からなくなったところから学び直せばOK」と前向きにとらえ、「急がば回れ」を実践していただきたいです。

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世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」だけど学ぶのが好きな子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)

その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
また無学年・少人数制のマナビノバなので、今までの学習内容に抜けがあっても対応可能ですわーい (嬉しい顔)

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また私が塾で行っている「新聞音読&要約」を紹介する動画をアップいたしましたので、ご活用ください。

 

分からなさのグラデーションに気付く

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 今日はすっきりと気持ちの良い青空ですね晴れ

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 さて今回は「分からなさのグラデーションに気付く」というタイトルで書かせていただきます。

 子ども達が「分からない」と言ってもってくる問題を見ていると、「『分かる』と『分からない』の2つの状態しかない子が多いのだな」と感じます。そして少しでも分からないことがあると、すぐに「分からない」と判断しているように思います。
 しかし本当に「分かる」と「分からない」の2つの状態しかないのでしょうか?私はそれに対して非常に懐疑的です。

 「分かる」と「分からない」の間には、分からなさのグラデーションがあるはずです。
 例えば「分かる:分からない=0:100」のように全く手が出ない問題、「分かる:分からない=50:50」のように半分くらいは分かる問題、はたまた「分かる:分からない=90:10」のようにほとんど分かるが最後の一手が分からない問題等、一口に「分からない」と言ってもその分からなさは多種多様なはずです。そしてそれらを同列に「分からない」と捉えてしまうのは、少し粗雑に思えてしまいます。

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 分からなさのグラデーションに気付くには、自分自身で分からなさを分析する必要があります。それは決して楽な作業ではありませんし、骨が折れます。そのため分からなさを私に託し、解きほぐしてもらいたくなる気持ちも非常によく分かります。

 勿論塾である以上、子ども達の分からなさを解きほぐすのも仕事の1つです。しかしここで忘れてはならないのは、「分からなさ」はあくまで本人のものであるという点です。「分からなさ」に対して責任を負えるのは、本人に以外にいません。また「『何が分からないのか』『どこまで分かるのか』を自分自身で見つけ言語化する」「現時点で分かっていることを、図や式にする」等の取り組みなくして、勉強が得意になることはあり得ないと私は思っています。

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 自分自身の分からなさを、自分ではない誰かに託し解きほぐしてもらうのは、非常に楽です。「できた!」という満足感も得られると思います。しかしそれはできた気になっているだけで、例えるならば補助輪付きの自転車に乗って「私は自転車に乗れる!」と言っているのと同じ状態です。サポートがあってできていることに変わりありません。

 子ども達が自分で「分からない➡分かる」にできるようになるには、骨の折れる地道な取り組みが必要となります。最初は分からなさを他人に託していたとしても、その分からなさに対して徐々に自分で責任を持てるようになってほしいと感じています。

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「間違う」「分からない」って、そんなに悪いこと?

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 今日は生憎の雨模様ですね雨

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 さて塾をしていると、稀に「間違うこと」や「分からないこと」を心底嫌がる子がいます。しかし私自身は「間違えたり、分からないってそんなに悪いことだろうか?」と思っています。
そこで今回は、私が「間違うこと」や「分からないこと」についてどう考えているかを書かせていただきます。

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 まず私は今、英検準1級の勉強をしています。今でもそれなりに英文は読めますが、もう少し色々な文章を読めるようになりたいと思ったのがきっかけです。問題集を使って勉強していますが、問題文の英語は読めても、選択肢の英単語が難しくて意味が分からず、本当によく間違えます。苦笑
また世の中のことをもう少し詳しく知りたいと思って、日本史と世界史も勉強しています。ただ私は歴史が大の苦手で、参考書や本を読んでも分からないことだらけです。それを別の本等で1つ1つ解決しながら進めるため、私の勉強は亀の歩みで非常にゆっくりです。
塾で働いていると「勉強が得意な人間」と見なされがちですが、私は今でも本当に分からないことだらけですし、よく間違えます。それが実情です。

少し話が逸れましたが、塾で働いていてもこのように分からないことがたくさんあったり、間違うことがある現実を知っていただきたかったので書きました。

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 では本題の「間違うこと」や「分からないこと」についてどう考えているかです。
まず「間違うこと」について。私は「間違い」は成長する上で欠かすことのできない、重要なプロセスだと思っています。間違わないのは確かに理想的ですが、反面それは挑戦していないからこそ間違わずに済んでいると言えるかもしれません。さらに「しっかり自分の頭で考えた上での間違い」であれば原因を分析でき、それは次回に活かすことができます。そうすればそれは間違いではなく、正解への足掛かりとなります。
つまり間違えること自体に良いも悪いもなく、大切なのは「間違いを次回に活かすこと」です。

また「分からないこと」に対しても、「『今』分からないだけ」と考えています。
例えば「昔は分からなかったけど今は分かる」ということが誰しもあるのではないでしょうか?そのように経験を積むことで、ある瞬間から「分かった!」となることは往々にしてあります。「分からない」状態でいることは不安かもしれませんが、全ての内容を学んだ瞬間に理解できるわけではありません。わざと時間を置くことで解決することもあります。

長くなりましたが、「しっかり考えた上での間違いであればOK。原因を分析すれば、それは正解への足掛かりになる」「分からないのは、『今』分からないだけ。時間が解決してくれることもある」。この2つが私の「間違うこと」、そして「分からないこと」に対する考え方です。

最後に私が好きな絵本のリンクを貼っておきます。
『教室はまちがうところだ』

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苦手な科目を学んでみる

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 今日は気持ちの良い秋晴れですね晴れ

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 先日学び直しのために『世界史講義の実況中継①-④』『日本史講義の実況中継①-④』を購入した話をさせていただきました。

「分からない」って楽しい♫

 そこで今回はそれらを使って、私がどのように学んでいるかをお話しさせていただきます。

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 先月も書きましたが、私は歴史が非常に苦手です。日常生活でも名前を覚えるのが苦手なため、あれだけ多くの人物が出てくると、まず名前を覚えるだけでも大きな負担となります。(私は視覚優位であるため、人の顔は覚えらえるのですが、名前を結びつけるのが苦手です)
 また私はそこまで要領が良い方ではありません。そのため参考書を一度読んだ程度では全く頭に残りません。

 ではどのように覚えているのか?
 今回に関しては上記の参考書に加えて、世界史用に河出文庫の『世界の歴史』シリーズを、日本史用に岩波新書の『日本古代史/中世史/近世史/近現代史』を用意しました。

世界の歴史1 人類の誕生
シリーズ 日本古代史

 そして『実況中継』を読んだ後、間髪入れずに同じ単元を『世界の歴史』や『日本古代史/中世史/近世史/近現代史』で読むようにしています。
 こうすることで『実況中継』で学んだ内容を『世界の歴史』や『日本古代史/中世史/近世史/近現代史』で振り返り、かつ『実況中継』の内容を思い出しながら読めるため、インプットとアウトプットを兼ねることができます。インプットだけでは忘れやすくなるため、可能な限りアウトプットの機会を設けています。この位しないと、私は基本的に学んだ内容が定着しません。(勿論その後も定期的に振り返る機会を作っています)

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 教育でも「効率」が叫ばれて久しい昨今、私のような学び方はある意味時代遅れなのかもしれません。子ども達に紹介しても、ほとんどの場合嫌な顔をされます。苦笑
 しかし一見非効率に見える学習法は抜けが少なくて済むため、トータルの時間で考えると実は効率的ということは往々にしてあります。
 また「わかったつもり」「知っているつもり」で終わらないためには、それ相応の学習が必要になります。どこを「理解した!」とするかは人それぞれですが、私は学ぶのであれば人に説明できる程度の知識は得たいと考えます。

 英語にこんな諺があります。
 「Soon learnt, soon forgotten.(早合点の早忘れ)」、私は学ぶのであればじっくりと根を張る学び方を大切にしたいです。

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「分からない」って楽しい♫

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 今日は気持ちの良い秋晴れですね晴れ

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 さて最近世界史と日本史の学び直しのために、『世界史講義の実況中継①-④』『日本史講義の実況中継①-④』を購入しました。

 先日「米軍がアフガニスタンから撤退したのを機にタリバンが復権」とのニュースを目にした際、2001年9月11日に起きた米同時多発テロが原因であることは知っているものの、それ以上何も知らない自分に気付いたからです。
 さらに普段子ども達に「理解しよう!」と伝えているにも関わらず、「分かったつもり」でいた自分が恥ずかしくなり、「アフガニスタンはどんな歴史を持った国なのだろう」「イスラム原理主義とは何だろう」等、自分の疑問を解決するために始めたとの側面もあります。

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 正直に申し上げて、私は歴史が嫌いですし、苦手です。高校時代に必修科目だった世界史でも、ほとんどが赤点でした。(苦笑)そのため学ぶ前は「挫折せずに学び続けられるだろうか?」と不安でした。

 しかしその不安は杞憂に終わりました。あれだけ嫌いだった世界史や日本史がおもしろいのです。「なるほど、そういうことだったのか!」というアハ体験が止まらず、参考書を読み進めたくて仕方がないのです。
 「知りたい!」という知的好奇心が下地となった勉強は、たとえ苦手なことであってもおもしろいと改めて気付きました。

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 元々苦手な科目であるため、分からないことも多々あります。以前のようにすんなり理解できないこともあります。
 しかしその「分からない」状態が非常に楽しいです。そして分からなかったものが少しずつ分かり、自分の中に知識のネットワークができていく感覚が非常に心地良いです。

 子ども達の勉強も知的好奇心が下地となったものであれば、勉強に対する印象がきっと変わります。
 そういった知的好奇心を刺激をするのは勿論簡単ではありません。しかしその方法を少しずつでも増やしていき、子ども達にも「知りたい!」という気持ちがもととなった勉強を経験してもらいたいです。

 ちょうど少しずつ秋の訪れを感じる時期なので、今年は「学問の秋」にしたいと思います。

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困る正解、役立つ間違い

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最近ではだいぶ朝晩の冷え込みが厳しくなり、秋そして冬の訪れを感じます。

また日本では減っているとは言え、新型コロナウイルスが世界的には猛威をふるっています。
(1)密閉空間であり、換気が悪い (2)近距離での会話や発声がある (3)手の届く距離に多くの人がいるの3条件がそろうと、集団感染が起きやすくなるそうですので、こういった場面や場所を避けるように心がけてください。
またうがい、手洗い、換気などをいつも以上に入念に行ってくださいね。

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塾を主宰していると、「間違いを極端に嫌がる子」に出会うことがあります。
これは私の推測なのですが、学校での学習内容が増えたことによって「余白」がなくなり、正解の道筋しか辿れないことが一因ではないかと考えています。

もちろん正解の道筋を辿ることは大切なのですが、それだけでは正解至上主義が蔓延ると感じています。
そして「勉強では正解のみが良く、間違いは悪」のような価値観が根付く気がしています。

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私は正解することを否定しているわけではありません。
しかし「正解するってそんなに大切な事だろうか?間違うってそんなに悪い事だろうか?」と正直感じています。
なぜなら正解と間違いは二項対立ではなくて、表裏一体だと思うからです。

さらに言うと正解/間違いは、文脈によって全く意味合いが変わると思います。
例えば勉強に「取り組んだ状態」での正解と、勉強に「取り組んでいない状態」での正解は同じものでしょうか?
私はこれらの正解の意味は全く違うと思っています。
この場合後者はたまたま正解しただけであって、それが自分の中には積み重なってはいません。

そのため「①勉強に取り組んだ」「②正解した」を踏まえて
  ①  ②
(1)Yes•〇
(2)Yes•×
(3)No•〇
(4)No•×
の4つのどのケースなのかを判断しなければなりません。

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さらにさらに付け加えると、勉強に取り組んだだけでは作業になっているケースもあるため、「①勉強に取り組んだ」「②理解できた」「③正解した」の3つを踏まえて
 ①    ②   ③
(ⅰ)Yes•Yes•〇
(ⅱ)Yes•Yes•×
(ⅲ)Yes•No•〇
(ⅳ)Yes•No•×
(ⅴ)No•Yes•〇
(ⅵ)No•Yes•×
(ⅶ)No•No•〇
(ⅷ)No•No•×
のどのケースなのかを判断しなくてはいけないとも感じています。

ここでは4つの正解のケースがありますが、本当に意味があるのは(ⅰ)だけです。
(ⅲ)(ⅶ)の正解に関しては「理解していないのに、たまたま正解してしまった」だけであり、後々「えっ、分かってなかったの!?」となるケースなので、正直に言うと質の悪い正解だとすら感じています。
また間違いであっても、(ⅱ)の「勉強して、自分では理解していたと思っていたけれど、間違えた」ケースと、(ⅳ)の「勉強して、自分でも理解できていたとは思っておらず、間違えた」ケースは次回に活かせるので、私はあまり問題視していません。

これらからも分かるように、「正解か、間違いか」の二項で捉えるのではなく、それまでの取り組み等も加味して考えないと「本当に意味のある正解なのか」は理解できないのではないかと感じています。

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勉強姿勢が物語ること

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最近ではだいぶ朝晩の冷え込みが厳しくなり、秋そして冬の訪れを感じます。

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(1)密閉空間であり、換気が悪い (2)近距離での会話や発声がある (3)手の届く距離に多くの人がいるの3条件がそろうと、集団感染が起きやすくなるそうですので、こういった場面や場所を避けるように心がけてください。
またうがい、手洗い、換気などをいつも以上に入念に行ってくださいね。

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さて今回は「勉強姿勢」について書かせていただきます。

私は子ども達が勉強する際「どのような姿勢で勉強するか」をよく観察しています。
それは勉強姿勢によって「集中度合い」や「集中の持続時間」が大きく異なるからです。

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子ども達の勉強姿勢で多いのは、頬杖をつきながら勉強をするタイプです。
その事を指摘すると、大抵の場合「別にこのままでも勉強できるので大丈夫です」と返答されますが、その多くが実は集中力散漫になっています。

勉強姿勢でまず大切なのは、「背筋が伸びていること」、すなわち「背骨が一直線にぴんと伸びた状態を作ること」です。
これにより目から対象物までの距離が適切に保て、無駄な力が入らないため疲れづらくなります。
そしてこの状態が作れて初めて、集中度合いが高まり、集中が持続できる、つまり本当の意味で勉強に取り組めるようになります。

また頬杖をついている方の手も大切になります。
私は子ども達によく「ペンを持っていない方の手の人差し指を、自分が注目したいところの横に置こう」と伝えます。
このようにルール化することで「自分がどこに集中したらよいのかが一目で分かり、気が散らずにすむ」とのメリットがあります。

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頬杖タイプの次に多いのが、腕枕に寝そべった状態で勉強をするタイプです。

このタイプでは、前述のように「目から対象物までの距離を適切に保つこと」が難しいため、勉強する姿勢としては良くありません。
そしてこの状態で勉強をしていると、大抵の場合寝てしまいます。
この場合は無理に勉強するのではなく、短時間寝てから正しい姿勢で勉強をする方が何倍も密度が高まります。

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勉強姿勢は一朝一夕で身に付くものではありません。
日々意識する中で、身に付くものです。

是非ご家庭でも正しい姿勢での勉強を心掛けてください。

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「OK Google, 〇〇を教えて」的な学び方

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今日は強雨が降ったり、晴れたりと、忙しい天気になりましたね。

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さて今回は「OK Google, 〇〇を教えて」的な学び方との内容で書かせていただきます。

先日安倍さんのこのツイートを拝見し、子ども達によく「僕はGoogleじゃないから。まずは自分で考えて、分かっていることと分からないこと位は説明して」と言っていることを思い出しました。

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塾である以上、もちろん子ども達の疑問や質問に対しては答えます。
しかし分からないことを「分からない!(=先生なのだから、私/僕が何を分からないか悟って)」とろくに説明せずに私に丸投げしたり、何も考えず反射的に「教えて!(=調べたり、考えたりするのは面倒くさいので、答えを言って)」と答えを求めるのは、私は学び手の姿勢としてあまりに無責任ではないかと感じます。

私は上記のような学び方を、皮肉を込めて「OK Google」学習法と呼んでいます。
一切説明をせず、全く考えずに答えだけを求める様が、「OK Google, 〇〇を教えて」とデバイスに問いかける姿と重なるからです。

ネットで検索すれば何でも出てくる(かのように錯覚してしまう)時代なので、「OK Google, 〇〇を教えて」と調べれば、自分が求める答え(らしきもの)は出てくると思います。
しかしそれが「学ぶ」ということでしょうか?
さらに言うと、Googleでもできることを我々人間がする必要があるでしょうか?
私はGoogleでもできることはGoogleに任せて、人間にしかできないことをやれば良いと思います。

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学習とは「分からないことをその都度調べて終わるような簡単なもの」ではないはずです。
「OK Google, 〇〇を教えて」で調べた内容を基に考え、分かることと分からないことを自分なりに整理し、分からないことは質問して理解する、その一連の流れが学習だと私は考えています。

「OK Google, 〇〇を教えて」では理解することが前提になっていないため、結局何度も同じことを調べる羽目になります。
それを是とする方はそれで良いと思いますが、私は何回も調べる時間があるのならば、一度で理解しその知識を活用すべきだと考えています。
そしてそれこそが人間がGoogleに勝れる部分ではないかと思います。

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Teach For Japan×DAncing Einstein『教育環境を再定義する』

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今日は夏らしいジメジメした陽気になりましたね雨

また新型コロナウイルスの感染者数が増えてきています。
(1)密閉空間であり、換気が悪い (2)近距離での会話や発声がある (3)手の届く距離に多くの人がいるの3条件がそろうと、集団感染が起きやすくなるそうですので、こういった場面や場所を避けるように心がけてください。
またうがい、手洗い、換気などをいつも以上に入念に行ってくださいね。

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さて先日Teach For JapanとDAncing Einstein主催の「教育環境を再定義する」に参加しました。

登壇者の苫野一徳さんと青砥瑞人さんに興味があり参加したのですが、想像以上におもしろい内容だったのでブログにてシェアいたします。
備忘録のような形で書き連ねているため、多少読みづらさはあるかと思いますが、宜しければお読みくださいほっとした顔

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・青砥さんプロフィール
→高校を中退後、UCLAへ
→好奇心からの学びが、自分を変えた
 ⇒今の学校教育とは違った学びがあっても良いのでは?
→AIと人間の脳が違う以上、「AI vs. 人間」と二項対立で考えるのではなく、共存
→学校教育については、職場と常に関わりながら協働
→成長とWell-beingがテーマ
・苫野さんプロフィール
→哲学でドーパミンが止まらない
 ⇒哲学とは、意味や本質を徹底的に考えて、説くこと

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①「大人の役割って?」
苫野さん
→コロナ休校中の大きな問題
 =大人の方が焦って、子ども達の声を聞かなかった
 ⇒However まずは子ども達の声を聞いて、「一緒に学校を作っていこう!」
→(データを見て)高校まで「大人時間」を生きているが、それが今回「子ども時間」を生きられた
→ジャン・ジャック・ルソー『言葉を身に付けた時くらいから、子どもは学ぶ意欲があるのに、それを奪っていませんか?』
→「どうすれば子どもが自分を生き生きさせられるか」
青砥さん
→「娯楽に時間を割くって、本当に問題かな?」「ゲームやYouTubeって、悪いこと?」
→二人にとっての哲学や脳神経科学は「娯楽(=やりたいからやっていること)」
→どうラベリングするかは、人次第
→(休校期間中の話になり)大人が一番落ち着いていないとの事実が、子どもに感染
 →段ボールで自分が落ち着ける家を作った子がいた(=自分で心理的安全な場を創っている)
 ⇒これを「学び」と言わずして、何を「学び」と呼ぶのか?
→「これをやらなきゃいけない!」だけでなく、他の観点から教育をとらえる
苫野さん
→次女の「暇だ暇だ」を放っておいたら、苫野さんのオフィスが閉じられて入れなくされたり、恐竜に興味を持ったりした
→ルソー『無為な時間を見てけしからんと思うけれど、子どもがいかに空想を巡らせているかに目を向けなさい』
→「子ども達にとって、豊かな時間って?」
青砥さん
→デフォルトモード・ネットワーク
 =白昼夢状態、ぼーっとしている状態だけど脳は活性化
 →記憶ドリブンの情報処理
  →(スタバの話が出て)何も考えずに、普段の席に行っている
  ⇒何回も経験していることが、意識せずとも行動をもたらす
 ⇒クリエイティビティが隠れている
→空白の使い方を大切にしている
→発想する時は、いつもサウナ
 ⇒「もうダメだ―」と物事が煮詰まるまで考えてから、リラックス状態に
→ぼーっとしている子がいたら頭ごなしに叱るのではなく、「どうしたの?」と声かけ
苫野さん
→「学びを止めない」は大事だけれど、違和感
 =「学ばせることを私たち(大人)はやめない」では?
→子どもの豊かな時間を確保する
 →これができないのは、システムの問題
→子ども達は、学びのペースも違うし、心地よく感じる環境も違う
 ⇒大人のペースに嵌めるのではなく、子どもが個別で学べる環境を
→(今回の夏休み短縮の話が出て)「全員一律に夏休みを短縮する必要はなかった」
 ⇒補習が必要な子などだけ夏休みを短くするなど、個別対応すれば良い
青砥さん
→日本のように、ある程度の学力を担保できる教育システムがあるのはすごいこと
 →これだけのシステムを創れたのだから、もう一度新たな軸を作れるのでは?
→本人が今の教育システムで満足しているなら良いけれど、それ以外の学びの体系を作るべきでは?
→モチベーションは、2パターン
 ①ドーパミン性
 →Seekの情動
 ②ノルアドレナリン性
 →「やらないと」
 ⇒①と②のバランスが大事
  2つのバランスは、一人一人異なる
→現在の教育では①が無視されている
→②では集中力が続かなくなる because 全ての刺激に対して敏感になり、気が散るから
→②ばかりになっているなと感じたら、いかに①に立ち返るかが大切
 =「なんでやるんだっけ?」
→(サッカーの川口選手との対談の話の中で)「海外の選手は楽しむし、創造する」
 →練習は適当なのに、試合では練習よりも良いパフォーマンスをする

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②意識について
青砥さん
→「学び」の定義づけの問題では?
→「育児って学ぶことだらけ」
 →ミルクをあげる時間がストレスだったけれど、「育児って学ぶことだらけ」と気付いたら、その時間が豊かな時間になった
 ⇒この事に気付かなかったら、成長も止まっていた
 ⇒見方を変えることで、豊かさや成長に変えられる
⇒「誰かに決められた学び」だけが、学びではない
⇒自分が得た体験を、いかに自分で学びにできるか
苫野さん
→「学びをどうとらえるか?」
 →本来楽しいはずなのに、いつからかつまらないものに
→保育・幼児教育「遊び浸るから、学び浸るへ」
→学校に入った瞬間に、学びと遊びが分けられる
→学びに対する拒否感が植えつけられるようなシステムになってしまっている
青砥さん
→回路は使われれば、エネルギー効率化の方向へと進む
 =使っているものは強化、使っていないものはlose because 存在するだけでエネルギーを使うから
→楽しさに気付けないとすれば、自分の内の感情に気付けないか、不適切なラベリングをしている
→(間引かれた後の)残ったシナプスをいかに使えるか
 =好奇心を持てるかどうか
→神経の可塑性
 →少しずつ使うことで、分子構造は変化する
→3つのネットワーク(URL:http://www.future-society22.org/blog/aoto)
 ①デフォルトモード・ネットワーク
 ②セントラル・エグゼクティブ・ネットワーク
 →意識的
 ③サリエンスネットワーク
 →①と②の間のイメージ
 →体/脳から発している情報に反応
 →情動を内側でモニタリング、非言語性
 →エクスペリエンスドリブン
→ワクワクしているが、気付けない
 ⇒自分の内側の反応性に、いかに気付けるか
→何となくの感覚知=違和感
⇒自分と向き合う時間が大切
 →内省記録をとる
→世の中にある情報が強すぎる
 →それが売れるから、さらに強くなる
 →自分の外側にある情報に注意を独占され過ぎている
 ⇒自分の内側に注意を向ける時間が必要
苫野さん
→哲学書を読むと、一瞬でストレスがなくなる
 =哲学者との対話で、自分の内と向き合える
→違和感を手放さない
→本質看取
 →違和感を言語化することで、共有可能に&自分での理解も深まる
青砥さん
→言語化することのメリット
 →記憶として想起しやすい
 →共有可能に
→違和感は非言語性だから、そこは理解したうえで言語化しようとする
 →完全変換ではない
→言語化することで、それに限定されてしまう
苫野さん
→言語は世界を包摂できない
 →それを踏まえた上で、本質をどこまで言葉にするか
青砥さん
→哲学者は、非言語的な世界を言語化していくスペシャリスト
 =終わりなき旅
→脳には答えがないが、原則や原理を探していくおもしろさがある
苫野さん
→科学と哲学の共通点は「構造化」
→相違点は「事実学(対象がある)と本質学(意味、価値)」
青砥さん
→fMRIなどで脳についてはだいぶ分かってきたが、それは実際の現象と言えるだろうか?

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③伴走する人勢に必要な資質能力
苫野さん
→学びのエロスを掻き立てらえる人
 →エロス=ワクワク感
→「言われたことを、言われた通りできる」からの転換
⇒探究
 =自分たちの問いを立てて、自分なりの方法で、自分たちの答えを
⇒「子ども達の問いの答えを先生が分からない」でOK
⇒探究支援者、共同探究者であることが重要
青砥さん
→①ドーパミンドリブン
 ②ノルアドレナリンドリブン(?)
→幸せになれる子を育てたい
 =どう受け止めて、どう感じられるか
→先生一人一人がもっとハッピーに
 →自分の幸福のあり方を探究していない人が、他人の幸せのあり方に関われるだろうか?
→人間の脳はネガティビティバイアスにとらわれがち
 →大事な反応ではあるけれど、こればかりではもったいない
 →幸せの種にいかに注意を向けられるか
→分子構造を変えて、幸せに気付き、Well-beingであれるように
⇒エロスを見つけるには、いかに自分の情報と向き合うか
⇒堂々巡りにも意味がある
 →堂々巡りするのは、まだその神経情報に対する回路ができていないだけ
苫野さん
→探究を教育の中心に
 →堂々巡り、葛藤、失敗が大切
→探究とは「テーマを見つけ、問いを立て、方法を決め、発表する」
 →先生が決めたら構成型
 →子ども本人が決めたら非構成型
→先生が学んでいる姿を、子どもや親たちに見てほしい
青砥さん
⇒自分が一番楽しむ
 →楽しむ人がいれば、それが伝播する
→エロスが出まくっている人の周りにいてほしい
苫野さん
→先生が学んでいる姿を見る程、ワクワクすることはない
→子ども達が探究している間に、先生達で探究をしていればよい
→学校外の人も関わったらおもしろい
⇒ドーパミンドリブンの、エロスに満ちた学び

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④教員養成について
苫野さん
→「授業ができない」と大学に苦情が来る
 →学ぶメインが教科内容で、教室運営を学んでいないため
→探究的な教員養成
 →現在の過程は、出来合いのコースになりがち
 →探究を経験できない
 →大学教授は下手な授業をするより、研究のプロなのだから学生の探究を支援する方が良いのでは?
 →コンテンツを集めるよりも、探究をチームで支援する方が良いのでは?
→教員は利用される存在
青砥さん
→主観では「世の中がどうなるかなんて分からない」
→テクノロジーによって、生活の様々な面が変わりやすい
⇒同じような内容を、同じように学んだ教員が、同じようなことを教えても、同じ人間しか育てられない
⇒先生一人一人が「強み」を輝かせるべき
→経営もchaoticに進めてきた
 →1つの事に絞ってやるだけでは、このコロナ禍ではうまくいかなかった
→chaosであることは大事
→ただ軸は「脳神経科学を使って、いかに人のWell-beingに貢献できるか」
苫野さん
→子どもは一人一人個性的で違う
 =動物園、宝の原石
青砥さん
→大学はエロスの集合体
苫野さん
⇒軸があるから、色々なことができる
⇒全ての子ども達が生きたいように生きられる力を育むことが大事
青砥さん
⇒軸は一人一人が自分の内に作っていく
 →自己と向き合い、何度も自分の内に向き合う
→軸があるから、柔軟でいられる
苫野さん
→教員免許の質を変える
 ⇒探究支援にエロスを感じられる
 ⇒「待つ」と「関わる」の判断ができる
青砥さん
⇒理念を叶えられるような、教員養成課程にするべき
→「子ども達をどうやって支援するのか」
 ≠教育コンテンツ
 =エロスを感じさせられるのか
→採用要件に、担当者の「どう感じるか」を入れている
→空白を持つこと、自由度を持つ
 =評価軸は評価担当者に作らせている
→多様を受け入れるような資格化
 =多軸化、一人一人を尊重
→プロセスの評価も蓄積
→データを取ることが、本人の学びに役立つのかどうかが大切
 ⇒データを取ること自体が目的化してはダメ
苫野さん
→EBPM(Evidence-Based Policy Making)は危険もはらんでいる
 →測定が目的化
 →測定した結果「どういう物を求め、どう活かしたいのか」が提示されないことが多い
 ⇒教育哲学者を入れてほしい
青砥さん
→仮説を立証するための問いになってしまいがち
→科学には常に外れ値がある
→パソコンのように「0、1」だけでの政策立案は危険
中原さん
→一眼ではあるが、一様ではない
苫野さん
→多様化は本当に大事
中原さん
→ザインストローマー
 →オランダ、入職のあり方
→今回の話を踏まえて、TFJの活動に活かしたい

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⑤最後に
青砥さん
⇒センスオブワンダー、学びのエロスを大切にできるか
→Well-being
→なかなか手が回らないところにAIを活用
苫野さん
→教育は、民主主義社会の土台
→自由(生きたいように生きる)の相互承認
 →憲法が最も大事
 →自由に生きるには、力が必要
 →感性においてまで刻みこむために教育が必要
→そのためには、法、教育、福祉
 →全ての自由を実質化

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世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」と感じている子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)

その中でも特に「自分の好きなことを、楽しそうに話してくれる子」「(大人数よりも)少人数の時に輝く子」と共に学びたいです(不登校の子も大歓迎です)♫
また無学年・少人数制のマナビノバなので、今までの学習内容に抜けがあっても対応可能ですわーい (嬉しい顔)

ご興味のある方は、ご連絡ください。無料体験も受け付けていまするんるん (音符)資料請求・無料体験申込はコチラ

また私が塾で行っている「新聞音読&要約」を紹介する動画をアップいたしましたので、ご活用ください。

勉強は質?量?正しくは〇〇

こんにちはわーい (嬉しい顔)
クラブ活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」と感じている子のためのマナビノバ『共育学舎BCI』を主宰する、学びの土台ビルダーの小杉ですクラブ
ぴかぴか (新しい)この度はご訪問いただき、ありがとうございますぴかぴか (新しい)
ここ最近は夏を思わせる暑さが続いていますね晴れ

気持ちの良い天気が続き外出したくなりますが、緊急事態宣言が取り下げられたとはいえ、依然として新型コロナウイルスにかかるリスクがあります。
(1)密閉空間であり、換気が悪い (2)近距離での会話や発声がある (3)手の届く距離に多くの人がいるの3条件がそろうと、集団感染が起きやすくなるそうですので、こういった場面や場所を避けるように心がけてください。
またうがい、手洗い、換気などをいつも以上に入念に行ってくださいね。

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さて、今回は「質?量?正しくは〇〇」という内容で書かせていただきます。

子ども達と勉強について話していると、「大事なのは質ですか、それとも量ですか」と尋ねられることがあります。
確かにこれらは一見対立した概念に見えますよね。

しかし実を言うと、質と量は「対立した概念ではありません」
大切なことなのでもう一度言いますが、質と量は「対立した概念ではありません」
この事実はは見落としがちですが、非常に重要ですので、必ず覚えておいてください。

では、質と量の関係をどのように考えれば良いのでしょうか?
私は「質を意識しながら、量をこなす」ことが大切であると考えています。

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質と量を、車の両輪に置き換えて考えてみましょう。

もし車の一方のタイヤが一般車両用、もう一方のタイヤがトラック用だったら、どうなるでしょうか?
車はうまく進みませんよね。
最悪の場合、事故をおこすかもしれません。

勉強も、車の場合と同じです。
質ばかり重視すると定着させるのに必要な量を確保できませんし、量ばかり追えば「ただやる」だけの作業になるおそれがあります。
両輪のバランスがとれて初めて、学習内容を身に付けることができます。

繰り返しになりますが、質と量は対立する概念ではありません。
大切なのは「質を意識しながら、量をこなすこと」です。
これを忘れてしまうと、「やり方は合っているはずなのに伸びない」「こんなにやっているのに身に付かない」のどちらに陥りやすくなります。

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世田谷区の桜丘2丁目で活字を読む習慣がなく「勉強が苦手」と感じている子の強みや長所を活かしながら、学びの土台を築くサポートをしています。(→学びの土台についてはこちらを参考にしてください)

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